現在の歴史とは違う道を歩んだ日本……
その首都東京は地より溢れ出た穢れにより
魑魅魍魎が跋扈する魔都と成り果てた。
淀む雲が立ち込め晴れぬことの無い空、幽鬼蠢く路地、
夜は再び人の手を離れ、闇は形を成し禍々しく牙を剥く。
魔都、その地の底に眠りし古の禍つ神の目覚めの声が、
闇のもの達を誘う。
主人公、瑞白 八重はこの地で
自らの血統によってあざなわれた宿命の縛鎖により、
おぞましくも哀しき戦いを繰り広げることとなる。